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2011年6月 6日
シンポジウム「ミレニアム開発目標(MDGs)の達成とビジネスの可能性」に行ってきました
<s_003>芝原 亜季

63日(金)に国連大学で開催されたMDGsフォローアップ会合・サイドイベント「ミレニアム開発目標(MDGs)の達成とビジネスの可能性」に参加してきました。

 

イースクエアでもBOPビジネスや途上国市場でのCSRについて研究や支援を行ってきていますが、今回のシンポジウムで、BOPビジネスについて幾つかの有意義な学びがありました。

シンポジウムはほぼ満席で、外務副大臣のご挨拶に始まり、ヘレン・クラークUNDP総裁からのメッセージや、国連機関やBOPビジネスでの先進的な実績のある企業からの事例紹介など、とても豪華な内容で、有意義な学びもたくさんありました。

 

例えば・・・

「商品開発よりもビジネスモデルの開発」

BOPビジネスを開発していく際に、(特に日本企業は)商品開発、つまり、“どんな商品がいけるか”に終始しがちだが、むしろ成功のポイントは、ビジネスモデル自体の開発に力を入れることにある

 

改めて、なるほど・・・と、腹落ちしました。

 

どんなに優れた商品であっても、どのように売るか、そしてそのための事業形態や流通システム、販売拠点の管理などなどの周辺の諸条件を、現地の条件やニーズにあった形で確立して初めて、ビジネスとしての成功につながります。

そして、今回の示唆は、むしろその周辺諸条件の整備にもっと重点を置いた方がよい、というものでした。

 

まだまだたくさん書き綴りたいことはあるのですが、、、また、続きは次回に。

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